相場:いよいよ「保合相場」が動き出すか・・・
1週間の相場を振り返る (日経平均:8月第4週)
皆さん今週の売買はいかがでしたか?
常に上昇・下降を繰り返す相場の世界。
運や他人の情報に頼るばかりの投資を続けていると、
いずれ資金が底をつき、
市場からの撤退を余儀なくされる日が訪れます。
そうならないためにも自分なりの売買技術を磨いて
生涯現役を目指していきましょう!
それでは今週も、チャートを使って
現在の相場を俯瞰してみたいと思います。
チャートから分かる通り、今週は、
値幅も売買金額もともに少ない一週間となりました。
いわゆる「保合い」相場ですね。
株式投資で生涯現役として生き残るために
初心者にとっても最も分かりやすい戦略は次の通りです。
①上昇相場では、買い戦略
②下落相場では、売り戦略
③保合相場では、休む戦略
文字にしてみるといとも単純で当たり前のことですが
これを実践できない方が多く、
最終的にはこの市場から淘汰されていくことになります。
特に多いのが、下落相場や保合相場で、
ひたすら買い戦略をとってしまうこと。
もしかしたら
あなたもそんな投資家の1人かも知れません。
特に今週は保合相場になることが
かなりの確率で事前に想定できました。
この場でも何度かご紹介してきたように
以下の2つのことがその背景にあります。
①日銀によるETF買いが3.3兆円⇒6兆円に増額
②26日にイエレン議長の講演が予定されていたこと
つまり上にも下にも動きにくく、
かつ積極的に売買に参加しにくい環境となっていました。
詳細は、過去の投稿を参照ください。
http://dreamcompasses.blog.so-net.ne.jp/2016-08-22
さて、昨日26日は、
イエレン議長の講演が行われました。
市場の最大の関心事は、
アメリカの年内利上げがあるのかどうか?
もしあるとしたらそれはいつ頃なのか?
結果としては、
昨年12月に続く利上げに意欲を表明。
具体的な時期に言及はしていませんが、
9月の次回会合で利上げする可能性も出てきました。
この内容を受けて、ドル高(円安)が進んでいます。
これまで100円台で推移していた円相場が
日本時間の27日8:00時点では、
101円台後半で推移しています。
この円安傾向が続いていくようですと
特に輸出関連企業を中心に
日本の株式市場にとっては良い流れとなりそうですね。
しかしながら、この円安(ドル高)に向けては
この先もいくつかの関門をくぐり抜けていく必要があります。
その一例をあげますと、
①9月の日銀による現行の金融政策の「総括的な検証」
②米大統領選
どちらも
日本とアメリカの金融政策に大きく影響を及ぼします。
今後はこちらの動きも注視しながら
買い・売り・休むの
売買戦略を組み立てていきたいですね。
個人的には、8月は4勝0敗と
利益を伸ばすことのできた月となりました。
すべて逆指値を活用した売買です。
現在の保合相場から上昇相場
現在の保合相場から下落相場
このタイミングを狙って仕掛けていきたいところです。
このような局面で有効となるのが、
「逆指値」
相場のトレンドの変化を待ち構えて仕掛ける方法。
トレンドが変化しなければ売買は成立しませんので
損小利大の救世主ですね。
今回、
これまで株式投資でなかなか利益を上げることの
できなかった方に少しでもお役にたつことができればと
逆指値を活用して、
勝ち組投資家になるための本質を
10の法則としてまとめています。
ぜひ本格的に相場が動き始める前に
手に取って頂ければと思います。
果たして、来週はどのような動きになりますでしょうか・・・
こちらをクリック頂けると幸いです。
この記事へのコメント
いつも楽しく記事を拝見しております。
どうもありがとうございます(*´ω`*)
私はある投資顧問の情報をもとに日銀ETF買い入れと連動するを売買してみましたが、損切りしちゃいました。
ほかだと、この無料メルマガの情報をもとにhttps://ecash.jp/l/c/8GiEre5N/RXqzMD4R、ロックオンを1日で、30%以上のリターンがとれました。
すごく勉強になるので、これからも拝見させていただきます!
よろしくお願い致します。